美しい水が湧く町 珍しい伝統的な奇祭のある町 白山市美川

霊峰白山の恵み
  「美しい水」が湧く町・美川
 
  ■□■100年前の水が湧き出る■□■

石川には、日本海に面していながら清らかな水が何ヶ所も湧き出る町(地域)があります。白山市美川地区。霊峰白山を源とする手取(てどり)川の扇状地の最先端に位置しています。
この湧き水は、白山山頂の水が100年もの年月をかけて地下を少しずつ流れてきた「伏流水」といわれ、そのほとんどが手取川の支流・安産(やすまる)川周辺に集まっています。
「大浜の水」「蓮池の水」「お台場の水」など、いくつかの取水口には名前が付けられ、「白山美川伏流水群」として、環境省が平成20年(2008)に定めた「平成の名水百選」の一つに選ばれました。
水が湧き出る場所には小屋を建てたり屋根をつけたりしているところもあります。飲料水にしたり、野菜や西瓜を冷やしたり、洗い物をしたりと生活に密着している水であり、地域の人たちも大切に使い続けてきました。
   この伏流水の清らかさを証明するのが、安産川に棲む「トミヨ」という淡水魚です。体長5~6センチで背びれに7~10本の小さなトゲがあり、水質汚染など環境の変化に敏感で、絶滅が危惧されています。石川では県の天然記念物に指定し、保護活動を進めています。トミヨの生息条件は、湧き水がある清流であること、年間を通じて水温が15度前後と低温であること、産卵のための巣づくりに用いる川藻が豊富なこと。白山からの地下水が湧き出ており、夏でも水温が20度を超えることがない安産川は、これらの条件を満たす数少ない清流の一つなのです。
  白山美川伏流水群   
  ■□■美味、歴史、祭りが彩るまち■□■

美川地区は美味しい特産品でも知られています。真っ先に挙げられるのがフグやイワシ、ニシン、サバなどの魚を使った糠漬け。特に、猛毒があるフグの卵巣を使った糠漬けは「奇跡の食品」ともいわれる珍味中の珍味。3年以上漬け込むことで毒が抜け、安全に食べられるようになります。
 実は、この糠漬けづくりにも伏流水が役に立っています。美川地区の糠漬け業者の加工場には、湧き水の取水口をもっているところが少なくありません。さばいた魚を洗うなど、加工には欠かせない水となっています。
また、評判の高い美川地区の豆腐やかき餅にも、味の決め手として伏流水が使われています。これらの特産品は、4月から11月までの毎月第1日曜日(10月のみ第2日曜日)、JR美川駅の「美川コミュニティプラザふれ愛」で開かれている「美川のあさ市」などで求めることができます。
 現在の美川港はかつて本吉港と呼ばれ、北前船の寄港地として栄えました。
湧き水の一つ「呉竹の水」があるのは、北前船主だった熊田家分家3代目・源太郎氏が大正期に設立した私設図書館「呉竹文庫」の前。
現在は美術品や古文書などを展示しており、風情ある和風のたたずまいに往時をしのぶことができます。
 毎年5月の第3土曜と日曜には、美川地区・藤塚神社の祭礼「おかえり祭り」が行われます。
今年は5月19日と20日。
北前船主らが寄進したといわれる豪華絢爛な台車(だいぐるま)が神輿やラッパ隊とともに町なかを練り歩き、美川は祭り一色に染まります。清らかな水と美味、歴史と祭りが彩る美川のまちを、さわやかなこの季節にたずねてみてはいかがでしょうか。 
  美川おかえり祭り

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